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【ロジクール MX Mechanical Mini for Mac】を使ってみた|良いところもあるけど残念だった理由

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こんにちは!そら(@sorao_log)です。

今回紹介する製品は、ロジクールの「MX Mechanical Mini for Mac」です。

Mac専用に設計されたメカニカルキーボードとして高い評価を受けている製品になります。

私も実際に購入してしばらく使ってみましたが、正直なところ期待していたほどではなかったというのが率直な感想。

本記事では、実際の使用感をもとに、良かった点・残念だった点の両方を本音でレビューしていきます。

ロジクール「MX Mechanical Mini for Mac」とは?

ロジクールの「MX Mechanical Mini for Mac」は、Macユーザー向けに設計されたコンパクトなUS配列のメカニカルキーボードです。

コンパクトながらしっかりとした打鍵感が特徴で、Macに最適化されたファンクションキー(cmdやopt)やショートカットキーを備えています。

また、最大3台までのデバイスと接続できるBluetooth機能や、Logicool Options+という専用ソフトウェアでのカスタマイズにも対応しており、作業環境に合わせた使い方が可能です。

下の画像は、実際私が使用している「Logi Options+」の設定画面です。

価格帯はやや高めですが、Macユーザーにとって使いやすさを追求した設計が魅力の製品となっています。

ロジクール「MX Mechanical Mini for Mac」の製品概要・価格

「MX Mechanical Mini for Mac」は、ロジクールが展開するメカニカルキーボードシリーズの一つで、Macユーザー向けに最適化されたモデルです。

Miniモデルは、テンキーレス(数字キーがない)設計で、デスク上でも場所を取らず持ち運びにも便利なサイズ感となっています。

キースイッチは茶軸(タクタイル)を採用しており、カチカチとした音は抑えつつも、しっかりとした打鍵感が得られます。

なお、キースイッチは交換できません

接続はUSB-C充電式で、フル充電時には最大15日、バックライトオフなら最大10か月の使用が可能です(メーカー公称値)。

価格は執筆時点で22,220円(2025年7月)と、キーボードとしてはやや高価格帯に分類されます。
そのぶん、ビジネス用途や日常的に文字入力を行う方には快適さが期待される製品です。

MX Mechanical Mini for Macは、一段階角度調整が可能です。

スタンドを締まった状態と立てた状態です。

もちろん、技適マークもあり、Bluetooth接続で使用可能です。

内箱の裏側には、親切にも設定に必要な手順が書かれており、これを見れば簡単に接続が可能になります。

Mac専用モデルの特徴とは?

このモデル最大の特長は、macOS向けに最適化された配列・設計である点です。

一般的なキーボードとは異なり、「Control」「Command」「Option」などのキーがMacの標準配置で搭載されており、違和感なく使用できます。

また、専用ソフト「Logicool Options+」を使えば、各キーの動作をアプリケーションごとに柔軟に設定可能。

Flow機能対応のマウスを使えば、複数のMac間やiPadなどともファイルの交換が可能になります。

ただし、これは「MX Mechanical Mini for Mac」だけにできることではなく、ほかのロジクール製のキーボードでも対応機種であれば可能です。

ロジクール「MX Mechanical Mini for Mac」を実際に使って感じた「良かったところ」

実際に「MX Mechanical Mini for Mac」を一定期間使ってみて、「これは便利だな」「ここは好印象だな」と感じた点もいくつかありました。

ここでは、特に良かったと感じたポイントを紹介します。

Logicool Options+でアプリごとにショートカットキーを設定できる

このキーボードの大きな魅力の一つが、「Logicool Options+」という専用ソフトとの連携です。

このソフトを使うことで、各アプリケーションごとにキーの動作をカスタマイズできます。

たとえば、Safariでは「画面コピー」、Zoomでは「マイクミュート」など、アプリごとにキーボードの操作性を最適化できます。

ソフトウェアのインターフェースも直感的で、設定も簡単なので、初めて使う方でも戸惑うことは少ないと思います。

最大3台のデバイスと接続できる

MX Mechanical Mini for Macは、最大3台までのデバイスとペアリングが可能で、F1〜F3キーで簡単に切り替えることができます。

私はMacBook、iPad、WindowsノートPCにそれぞれ登録して使いましたが、切り替え動作もスムーズで、作業環境に応じた使い分けがしやすいと感じました。

リモートワークやマルチデバイス運用をしている方には、非常に便利な機能です。

ほかのロジクール製品との親和性が良い

ロジクール製品は、色使いやデザインは良いと思います。

トラックボールマウス(Mx Ergo)や同社のリストレストなど、同じメーカーで揃えると親和性が良く見栄えはよくなりますよね。

ロジクール「MX Mechanical Mini for Mac」を実際に使って正直、残念だったポイント

使い始めた当初は「これは期待できるかも」と思っていたのですが、日常的に使っていくうちに、いくつか気になる点も出てきました。

特に以下のポイントは、購入前に知っておきたかったと感じた部分です。

キーキャップが皮脂でテカるのが気になる

使い始めて数日で気になり出したのが、キーキャップの表面に皮脂が目立つこと。

これは、デメリットとして挙げているレビューはあまり見かけないかもです。

MX Mechanical Mini for Macの最大の残念ポイントは、私は「皮脂のテカり」です。

これは、人によって異なると思いますが、

私の体質は皮脂が出やすいのか、すぐに数時間でテカってきます。

キーの材質は公表していませんが、おそらくABSです。

ABSはマットな質感のため余計に目立ちやすく、少し使っただけでも皮脂目立ってしまい、見た目の清潔感が損なわれます。

定期的に拭き取れば良いのですが、日常使いで常に気になるのはストレスでした。

キーキャップは交換できるが、一部は不可

MX Mechanical Mini for Mac含む、ロジクール製品は基本的にキーキャップも一部独自形状のため、市販のキーキャップと互換性がありません。

交換できるキーもありますが、スペースキーは互換性がないと思います。

スペースキーの上段は「MX Mechanical Mini for Mac」、中段は「Amazonなどで売っているロープロファイル用のキーキャップ」、下段は「NuPhy Air75」のキーキャップです。

MX Mechanical Mini for Macは、若干間隔が狭くなっており、スペースキーの交換はできませんでした。

私は皮脂のテカリが気になったので交換できればと思ったのですが、残念でした。

ちなみに、試したキーキャップは以下になります。

打鍵感が安っぽく感じる

メカニカルキーボードでありながら、打鍵感に関しては期待を下回りました。

打ち心地が「カチャカチャと安いっぽく」感じてしまいました。

この辺は、好みの問題だと思います。

もう少しカチッとした打鍵感や、しっかりとしたフィードバックが欲しかったというのが率直な感想です。

参考までに、打鍵音を動画にしてみました。

値段の割に高級感がない

本製品は定価で22,220円と、キーボードとしては高価格帯に分類されます。

にもかかわらず、開封して最初に感じたのは「少しチープかも?」という印象でした。

筐体自体はアルミ調の質感で見た目は悪くないのですが、手に取ったときのズッシリ感もあるのですが、価格に見合った“高級感”はあまり感じられませんでした。

ロジクール「MX Mechanical Mini for Mac」はこんな人におすすめ!

以下のような方には、「MX Mechanical Mini for Mac」は非常に相性の良い製品だと感じました。

Macをメインに使っている人

本製品はMac専用に設計されたキーボードで、macOSに最適化されたキー配列や機能が搭載されています。

Macユーザーならではの操作性の良さがあり、ドライバなしでもすぐ使える手軽さが魅力です。

Macでの作業を快適にしたい方におすすめです。

US配列に慣れている人

このキーボードはUS配列(英語配列)を採用しているため、普段からUS配列のキーボードを使っている方には違和感なく使いやすいです。

MacBookのUS配列キーボードを使っている方は、操作性の面でもスムーズに移行できます。

複数デバイスを1台のキーボードで使いたい人

「MX Mechanical Mini for Mac」は最大3台までのデバイスを切り替えて使える設計になっており、Mac・iPad・iPhoneなどを1台のキーボードで操作したい方にぴったりです。

Bluetoothでの接続先は、Fnキーと数字キー(1〜3)を押すだけで即座に切り替え可能。

MacBook、iPadだけでなく、Macを複数台併せて使っている方には特に便利です。

すでにロジクールのマウスを使っている人

ロジクールの「MXシリーズ」などのマウスを使用している場合、このキーボードとの相性は抜群です。

専用ソフト「Logi Options+」を使えば、マウスとキーボードの設定を一括で管理できるほか、「Flow」機能を使って複数デバイス間をシームレスに操作することも可能です。

普段からロジクール製品を使っている方なら、操作の一貫性や統一感が得られ、より快適な作業環境が整います。

アプリごとにキー操作をカスタマイズしたい人

専用ソフト「Logi Options+」を使えば、アプリごとにキーボードショートカットを簡単に割り当てることができます。

たとえば「Chromeではこのキーでタブ切り替え」「Photoshopでは別のキーにブラシツールを割り当て」など、作業効率を大きく高められるカスタマイズが可能です。

ロジクール「MX Mechanical Mini for Mac」をおすすめできない人

ロジクール「MX Mechanical Mini for Mac」をおすすめできない人は以下の人です。

Windowsをメインに使っている人

Mac専用に設計されたキーボードなので、Windowsで使うとキー配列やショートカットが異なり、違和感を覚えることがあります。

Windowsをメインで使用している方には、別モデルの購入を検討したほうが良いでしょう。

普段からJIS配列に慣れている人

日本語配列(JIS配列)を使い慣れている方は、US配列のEnterキー形状や記号キーの位置が異なるため、慣れるまで使いづらさを感じるかもしれません。

配列の違いによるストレスを避けたい方は、JIS配列モデルをおすすめします。

打鍵感や質感にこだわる人

キーボードの打ち心地にこだわりたい方にとっては、打鍵感が少し物足りなく感じるかもしれません。

また、キーキャップの質感や高級感を重視する方にも不向きと感じました。

特に、私のようにキーキャップの質感や表面のテカリやすさが気になる方にとっては、満足度は下がるかもしれません。

キーキャップやスイッチをカスタマイズして楽しみたい人

キースイッチ・キーキャップの交換ができないため、後から自分好みに調整したい方には物足りない仕様です。

カスタマイズ性を求める方は、他のメカニカルキーボードを検討したほうが満足度が高いかもしれません。

タイピング音をできるだけ抑えたい人

メカニカルキーボードは、打鍵感は軽快で気持ちよさがありますが、静音性は高くありません

音が気になる職場や、静かな場所での使用にはあまり向いていないかもしれません。

静音タイプのキーボードを求めている方には、不満が出やすいポイントです。

まとめ

「MX Mechanical Mini for Mac」は、ロジクールがMacユーザー向けに設計した本格メカニカルキーボードです。

Logicoolらしい機能性の高さや、Macとの親和性の良さは魅力的。

とくに、すでにロジクール製のマウスを使っている方にとっては、Logi Options+による連携やカスタマイズがしやすく、環境の統一感も得られます。

一方で、
キーキャップの質感
打鍵感のチープさ
カスタマイズの制限(スイッチ・キーキャップ不可)
といった「見た目や打ち心地にこだわる人」にとっては、物足りなさを感じやすい製品でもあります。

価格も決して安価とは言えないため、どこに価値を見出すかが重要です。

そら
そら

購入を検討する際のポイントは以下です。

  • Mac専用設計なので、Macとの親和性は抜群
  • 軽い打鍵感と静かすぎない打鍵音が好みなら相性良し
  • 高級感・静音性・カスタマイズ性を重視する方には向かないかも

用途や優先したいポイントがハマれば、非常に満足度の高い選択肢になるキーボードです。

気になっている方は、ぜひ一度、店頭などで実機を触ってから判断するのもおすすめです。


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