発売当時は20万円を超えていたGalaxy Z Fold4。
「いつか使ってみたいけど、高くて手が出ない」——そう思っていたフォルダブルスマホが、いま中古市場では6万円台で手に入るようになっています。
そのきっかけの一つが、2025年に最新モデル「Galaxy Z Fold7」が登場したことです。
Galaxy Z Fold7もすごく魅力的ですが、高くて手が出ません。
ですが、やっぱりフォルダブルスマホを使ってみたい欲があり、中古市場で旧モデルを探したときに「Z Fold4」が価格的にも手頃でした。
サポートやOSアップデートも2027年まで続くとあって、「一度は使ってみたい」という気持ちを抑えきれず、ついに中古で購入。

開いた瞬間に広がる大画面やSペン対応の楽しさなど、新鮮な驚きが満載でしたが、重量感やバッテリー持ちなど気になる部分もありました。
この記事では、実際に使って感じた魅力と、中古ならではの注意点を正直にレビューします。

Galaxy Z Fold4の開封と第一印象
私が購入したのは、CD・DVDレンタルでおなじみのGEO(ゲオ)。
ここではスマホやガジェット類も販売しており、私が手に入れたFold4は本体のみの状態、Aランク品で税込み65,780円でした。
箱は別途メルカリで入手し、届いた箱と本体を並べると、まるで新品のような見た目に(笑)
ゲオで購入した本体のみでしたが、メルカリで手に入れた箱と一緒に並べると、まるで新品のようなワクワク感があります。


なぜ箱をわざわざ購入したのか?
それはー「付属品一式で揃えたかった」からです(笑)
基本的に箱は取って置きたい人間なので、無駄と思われるかもですが入手してしまいました。。。
わざわざ箱にセットした様子もお見せします(笑)

ヒンジをゆっくり開くと、7.6インチの大画面が静かに現れます。
折り目はうっすら見えるものの映像や文字を表示すればほとんど気にならず、「スマホなのにタブレットを開いたような感覚」は他の端末では味わえません。
重量は約263gと、一般的なスマホよりずっしりしていますが、その分、開いたときの安定感があります。

外側のカバーディスプレイも6.2インチと十分なサイズで、折りたたんだままでも通常のスマホと同じように使えます。
「意外と持ちやすい」というのが第一印象。

Sペン対応も魅力の一つ。ただし、Sペンは本体には付属せず、別途購入する必要があります。
別途メルカリで入手しみたましたが、想像以上にスムーズ。メモや簡単なイラストも快適にこなせそうです。

開封して触った瞬間に感じたのは、「これ、日常の使い方がちょっと変わるぞ」というワクワク感。
箱や本体の見た目、触感まで含めて、所有欲を満たしてくれる満足感は、フォルダブルスマホならではだと感じました。
上部は、たくさん穴が開いている部分はスピーカー、その左に排気口。
下側のスピーカー部分の下は排気口、そのとなりはマイクとなっています。
下側にはUSB-C端子があり、その左はマイク、USB-Cの上はスピーカーとなっています。
イヤホンジャックはありません。


側面は、Simスロットや電源、音量ボタンが集約されています。
ヒンジ部分は「Galaxy」の文字が入っています。


Galaxy Z Fold4は、完全には開きません。
ここはそこまで気にならないですね。私は。


最新モデルGalaxy Z Fold7とのスペック比較
最新モデルGalaxy Z Fold7とのスペック比較をしてみます。
項目 | Galaxy Z Fold4 | Galaxy Z Fold7(最新) |
---|---|---|
発売年 | 2022年 | 2025年 |
重量 | 約263g | 約215g |
画面サイズ(メイン) | 7.6インチ AMOLED / 120Hz | 8インチ AMOLED / 120Hz |
サブ画面サイズ | 6.2インチ AMOLED / 120Hz | 6.5インチ AMOLED / 120Hz |
解像度(メイン) | 2176×1812 | 2184×1968 |
アウト (メイン) カメラ – 画素数 (複数) | 超広角)約1,200万画素/(広角)約5千万画素/(望遠)約1,000万画素 | 超広角)約1,200万画素/(広角)約2億画素/(望遠)約1,000万画素 |
アウト (メイン) カメラ – F値 (複数) | F1.8 , F2.2 , F2.4 | F1.7 , F2.2 , F2.4 |
SoC | Snapdragon 8+ Gen 1 | Snapdragon 8 Gen 4 |
RAM / ストレージ | 12GB / 256GB〜 | 12GB / 256GB〜 |
SIMスロットタイプ | SIM 1 + Embedded SIM | SIM 1 + eSIM / デュアルeSIM |
バッテリー容量 | 4,400mAh | 4,400mAh |
防水 | IPX8 | IPX8 |
アップデート保証 | 最大5年間 | 最大7年間 |
Galaxy Z Fold4のベンチマーク
ベンチマークは、「Geekbench6」で計測しています。
Galaxy Z Fold4のベンチマークは以下になります。
シングルコア・マルチコア共に「Galaxy S22、S23」程度の性能といったところでしょうか。



手持ちのiPhone14との比較です。発売日はともに2022年9月です。
iPhone14はメインとして稼働している端末です。
まだまだ現役なので、Galaxy Z Fold4も問題ないスペックです。


Galaxy Z Fold4を実際に使ってみて良かった点
ここでは、Galaxy Z Fold4を実際に使ってみて良かった点を紹介します。
大画面で動画やブラウジングが快適
折りたたみを開くと、7.6インチの大画面が広がります。
YouTubeやNetflixなどの動画視聴やKindleなどの電子書籍はまるでタブレットを使っているかのような迫力(画像は、私のYouTubeです)。

WebサイトやSNSのブラウジングも、スクロール量が少なくて済むのでとても快適です。


マルチタスクが便利
Galaxy Z Fold4は画面を2分割してアプリを同時に表示できます。
たとえば、片方でニュースを見ながら、もう片方でメモを取る、あるいはYouTubeを見ながらSNSを見る…という使い方が自然にできるのは感動ものです。


3分割はあまり使うことはないかもしれませんが、3分割もできます。

Sペンでのメモが楽しい
私はSペンは別途メルカリで購入しましたが、画面に直接メモしたり、簡単なイラストを描くのが想像以上にスムーズでした。


タッチ感度が良く、ストレスなく書けるので、手書き派の方にもおすすめです。

所有満足感が高い
Galaxy Z Fold4を手にしているだけで、周囲の目を引く存在感があります。


フォルダブルという特殊なギミックや高級感ある質感は、普段のスマホでは味わえない所有欲を満たしてくれます。
中古でも6万円台でこの体験ができるのは、大きな魅力だと感じました。
Galaxy Z Fold4を実際に使ってみて気になった点
Galaxy Z Fold4を実際に使ってみて気になった点は以下です。
重量感がある
Galaxy Z Fold4は折りたたんだ状態でも約263g(公式)と、正直重いです。
写真はガラスフィルムも貼ってあるので、その分の重さも加算されています。

長時間片手で持つと疲れやすいため、手持ちで長時間使うよりも、机やスタンドに置いて使うのがおすすめです。
画面中央の折り目
ディスプレイを開いた際に画面中央のシワがうっすら見えます。

普段の操作や動画視聴にはほとんど影響ありませんが、光の当たり方や角度によっては目立つこともあります。
バッテリー持ちは悪い
新品時は1日中程度は持つ性能ですが、中古だとバッテリー劣化の可能性があります。
私が購入した個体はバッテリー性能は良好(80%以上あり)でしたが、YouTubeやSNS、ブラウザ、電子書籍など頻繁に行うとバッテリーの消耗は早いというのが体感です。

長時間使う場合や外出先でのヘビー使用には、モバイルバッテリーが必須でしょう。
中古のGalaxy Z Fold4がおすすめな人・おすすめできない人
Galaxy Z Fold4がおすすめな人・おすすめできない人は以下です。
こんな人におすすめ
・初めてフォルダブルスマホを試してみたい人
・大画面で動画やブラウジング、マルチタスクを楽しみたい人
・Sペンで簡単なメモやイラストを描いてみたい人
・中古でもお得に高級スマホを手に入れたい人
こんな人にはおすすめできない
・軽くて持ちやすいスマホを重視する人
・長時間片手操作をメインに使う人
・新品同様のバッテリー持ちや付属品完備を求める人
まとめ
Galaxy Z Fold4は、発売から3年経過しても十分現役で使える高性能スマホです。
中古6万円台で手に入る価格は、新品では手が出せなかった人にとって大きな魅力。
開くと大画面、折りたたむと通常のスマホとして使えるこのギミックは、一度体験すると病みつきになります。

中古のGalaxy Z Fold4は、
「フォルダブルを体験したい」
「高級スマホをお得に試したい」という人に最適な選択肢です。
最新モデルFold7と比べても十分な性能を持ちながら、価格はぐっと抑えられるので、購入のハードルが低くなっています。
「一度は使ってみたかった」という体験欲を叶えるには、今が絶好のタイミングと言えるでしょう。

コメント