今回レビューするのは、高音質でありながらもコスパ抜群!SOUNDPEATSの最新オープンイヤー型イヤホン「SOUNDPEATS Breezy」です。
ありがたいことに発売前に体験させていただける機会をいただきました!
「Breezy」の特徴はなんといっても、イヤーフックが角度段階に調整できるようになっている点です。これまでの固定されているオープンイヤー型では、自分の耳に合う角度を探すのに苦労して、長時間付けると痛くなってくるといった悩みがありました。
そんな悩みを解消し、締めつけ感ゼロを実現したのが「SOUNDPEATS Breezy」です。
実際に、着け心地や音質も含めて使ってみましたので、特徴やよかった点、気になった点をご紹介します!
SOUNDPEATSのイヤホンは初めて。楽しみだね!
SOUNDPEATS Breezyとは
SOUNDPEAZTS Breezyは、オープンイヤー型の最新ワイヤレスイヤホンです。
Breezyは、これまでの固定式イヤーフックやインイヤー型イヤホンでの圧迫による耳の痛みや、不快や耳詰まりを角度調整式にすることで締めつけ感を感じない最適な装着感を実現した商品です。
耳をふさがないデザインにもかかわらず、12mmデュアルマグネットドライバーを採用することでクリアで豊かな音だけでなく、オープンイヤーとは思えない迫力の重低音を実現しています。
SOUNDPEATS Breezyの外観・付属品
SOUNDPEATS Breezyは以下の付属品となっています。
- 本体
- USB-C充電ケーブル
- ユーザーガイド(取扱説明書)
- 専用アプリ説明書
- ステッカー(SOUNDPEATSキャラクター)
開封はマグネット式になっていて、横から開けるタイプでした。
写真の青い部分が中箱かと思って、押したり引いたりしても開かず「ん?!」状態でした。
そっちが開くんか!
。。。。。ダサ!
開封すると、ケース本体が包装されており、シンプルなパッケージです。
イヤホン本体はカーボンぽい装飾が施されており、ケースよりは高級感があります。
説明書は日本語含めた9か国語に対応しています。
ケースには、SOUNDPEATSの「S」をあしらった装飾がされています。
SOUNDPEATS Breezyの特徴
SOUNDPEATS Breezyの特徴は以下のとおりです。
角度調整可能なイヤーフック
Breezyの特徴はなんといっても、イヤーフックの角度が最大90度まで調整できる点です。
上記のように角度調整が可能なため、一人ひとりに最適な耳の合わせることができます。
実際は、右の写真のとおり若干90度以上開きます。
耳が痛くならない快適な装着感
自分に最適な耳の位置に合わせることができるため、固定式で感じる圧迫感や異物感を感じません。
快適な状態で通勤通学時やワークアウト時でも長時間の装着が可能です。
12mmのデュアルマグネットドライバー採用でクリアで豊かな音質
Breezyは12mmのデュアルマグネットドライバーを搭載しています。
デュアルマグネット回路設計によって、耳をふさがなくても高音はクリアで低音までしっかりと鳴ってくれます。オープンイヤーとは思えないくらい迫力ある重低音です。
専用アプリ「Peats Audio」に対応
Breezyは「Peats Audio」というアプリに対応しています。アプリを使用することで、タッチコントロールをカスタムしたり、イコライザーで自分好みの音質にしたりすることが可能です。
専用アプリはiOS 13.0以降、Android 6.0以降に対応しています。
PeatsAudio
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マルチポイント接続に対応
Breezyは2台同時に接続できるマルチポイントに対応しています。
マルチポイントはスマホやPCまたはMACなど、複数の機器にBluetoothで同時に接続できる機能です。同時に2台接続できることで、いちいち切り替える手間がなくなります。
ゲームモードなども設定可能
Breezyはゲーム中の遅延を防止する「低遅延ゲームモード」に対応しています。
最大40時間の長時間再生に対応
Breezyはイヤホン単体での再生時間は約10時間です。充電ケースと合わせると約40時間の再生が可能です。
接続はUSBタイプCで、約2時間程度で充電が完了します。
SOUNDPEATS Breezyのスペック
SOUNDPEATS Breezyのスペックは以下のとおりです。
製品名 | Breezy |
カラー | ブラックのみ |
型式 | オープンイヤー型 |
本体寸法(L/W/H) | 82mm/62mm/54mm |
重量 | 約16.86g(イヤホン/片側) 約103g(充電ケース+イヤホン両側) |
防水規格 | IPX4 |
Bluetooth | バージョン5.4 |
対応プロファイル | A2DP 1.4/AVRCP 1.6.2/HFP 1.8/SPP 1.2.4 |
対応コーデック | AAC/SBC |
通信範囲 | 10m |
バッテリー容量 | 500mAh(ケース) 54mAh*2(イヤホン) |
最大再生時間 | 約10時間 約40時間(充電ケース併用時) |
充電時間 | イヤホン:2時間 |
充電ポート | USB TypeC |
専用アプリ | 対応 |
通常価格 | 6,680円 |
専用アプリ「PeatsAudio」でカスタマイズ可能
Breezy含めたSOUNDPEATSには専用アプリ「PeatsAudio」があります。
アプリ内でできることは以下になります。
- タッチコントロールの無効化とカスタマイズ
- イコライザー調整
- モード選択(ムービーモード、ゲームモード)
- 電子版取扱説明書の閲覧
- お問い合わせ
- オンラインチャット
まずは、AppStoreやGooglePlayからアプリをダウンロードします。
気軽に使いたい人には、ユーザー登録の操作がわずらわしく感じるかもしれません
ログインしなければいけないのは、ちょっと面倒かもね
タッチコントロールのカスタマイズ
タッチコントロールのカスタマイズ画面では、タッチコントロールを無効にすることや、タッチ操作をカスタマイズをすることができます。
モード切り替え
モード切り替えは、「ゲームモード」と「ムービーモード(低遅延モード)」に対応しており、試聴環境に合ったモードで聴くことができます。
イコライザー
イコライザー調整画面では、プリセットからの選択や個別で調整も可能です。
また、イコライザーの画面では、最適な音質を楽しむために聴覚テストを行い、個人に最適化された音質に調整してくれます。
エージングについて
エージングはメーカーさん曰く、約9時間程度を目安に流し続けるのが良いようで、
エージングすることで「メーカーが公表する数値を最大限発揮することができるようになる」とのことです。
実際に9時間ほどエージングしてみましたが
「低音の厚みや高音まで出るようになった」ような気がします。。。。
この辺は個人差なので、なんともです
エージングを長時間連続再生で放置したい方は、以下の動画がおすすめです。
私も以下のYouTubeでエージングさせてもらいました。
SOUNDPEATS Breezyを使って良かった点
ここからは、実際に使ってみて良かった点を紹介します。
- 周囲の状況も把握できて、ながら聴きには最適
- 多少騒がしい場所でも、思ったより良い音で楽しめた
- イヤーフックが角度調整可能なため耳にフィットしやすい
- 軽くてメガネをかけていても気にならない
- オープンイヤー型とは思えない高音質
- 複数デバイスで使いたい人にはマルチポイント接続が便利
周囲の状況も把握できて、ながら聴きには最適
Breezyはオープンイヤー型のため周辺の音も聞こえてくるため、家族の状況や宅急便などの訪問にも気づけます。家事などの作業をしながらなどの「ながら聴き」には最適なイヤホンです。
「大きなスピーカーで音楽を流すのは難しいけど、音楽は聞きたい」
「作業しながら音楽聞きたいけど、子どもや家族の状況も把握しておきたい」
そんな人にはおすすめのイヤホンだと思いました。
多少騒がしい場所でも、思ったより良い音で楽しめた
オープンイヤー型は、騒がしい公共の場では聞こえづらく、良い音では聞けないなと思ってました。
ですが、Breezyは外部の音は聞こえながらも、しっかりと良い音で聞くことができます。
普段はAppleのAirPods Proで聞いていますが、このBreezyでも全然良いんじゃないのと感じました。
イヤーフックが角度調整可能なため耳にフィットしやすい
Breezyはイヤーフックが角度調整可能です。そのため、幅広い方にも調整しやすくなっています。
これまでのイヤーフックは、なかなか耳にフィットせずに妥協して装着していましたが、Breezyは自分の耳の形に合わせることができるため、自分の耳にも良い感じでフィットできました。
軽くてメガネをかけていても気にならない
私は普段メガネを掛けていますが、メガネを掛けていてもとくに違和感なく装着可能です。
Breezy本体も軽量なため、メガネを掛けている人にもおすすめできます。
オープンイヤー型とは思えない高音質
Breezyはオープンイヤー型の中でも音質は良い方ではないかと思います。低音、高音ともにしっかりと感じることができます。
オープンイヤー型といえば、音質がスカスカなイメージがあり、低音は期待できない印象がありました。
しかし、Breezyはオープンイヤー型とは思えないほど、しっかりと鳴ってくれます。これはちょっと驚きでした。
マルチポイント接続が便利
一般的なイヤホンは、複数のデバイスで聞きたいときは一度接続を解除してから、ほかのデバイスへペアリングが必要でした。
Breezyはマルチポイントに接続しているため、ペアリングを解除せずにもう一方のデバイスで聞くことができますので、使い勝手がとても良いです。
SOUNDPEATS Breezyを使って気になった点
SOUNDPEATS Breezyの気になった点は以下のとおりです。
- 若干チープさを感じる
- 音漏れは気にする必要がある
- 人がいる場所では多少音の途切れを感じた
- ワイヤレス充電には非対応
若干チープさを感じる
Breezyの本体ケースは若干チープさを感じます。Breezyの価格は6,680円です。イヤホンの中ではコスパは良い方だと思いますが、ケースに安っぽさを感じました。
同じSOUNDPEATSのオープンイヤー型の中でも、ハイレゾ対応の「GoFree2」と比較すると、1,000円ほど高く音質の良いGoFree2の方が良いのではないかと感じます。
音漏れは気にする必要がある
オープンイヤー型なので音漏れはします。周囲の音を把握できるのがオープンイヤー型のメリットですが、音漏れは気にする必要があります。
とくに電車などの狭い空間などでは、周辺に配慮しなければいけません。
人がいる場所では多少音の途切れを感じた
Breezyが届いてから、病院に用事があり出入り口周辺のロビーで聞いてみましたが、人の往来がある場所では音の途切れを感じました。
それほど頻繁ではなく一瞬だけなのですが、何度か途切れました。iPhone14とのBluetooth接続ですが、人の多い環境化では音の途切れが発生する可能性があります。
これは、Breezyに限ったことではなく、ほかのイヤホンでも同じ状況になるかもしれませんが。
ワイヤレス充電には非対応
Breezyはワイヤレス充電には対応していません。
USB-Cによる有線充電のみとなります。ワイヤレス充電となると価格的にあがってしまうため、致し方ないでしょうか。
まとめ
今回は、SOUNDPEATS Breezyをレビューしました。
Breezyの使って良かった点・気になった点は以下になります。
使って良かった点 | 使って気になった点 |
・周囲の状況も把握できて、ながら聴きには最適 ・多少騒がしい場所でも、思ったより良い音で楽しめた ・イヤーフックが角度調整可能なため耳にフィットしやすい ・軽くてメガネをかけていても気にならない ・オープンイヤー型とは思えない高音質 ・複数デバイスで使いたい人にはマルチポイント接続が便利 | ・若干チープさを感じる ・音漏れは気にする必要がある ・人がいる場所では多少音の途切れを感じた ・ワイヤレス充電には非対応 |
Breezyはイヤーフックの角度調整ができ、オープンイヤー型のイヤホンの中では抜群のフィット感が一番のポイントです。そして、デュアルマグネットダイナミックドライバーのおかげでオープンイヤー型の中では音質が良く、ながら聴きには最適なイヤホンとなっています。
「手に取りやすい価格帯のオープンイヤー型のイヤホンがほしい」
「音質も求めたい」
という方にはおすすめできるイヤホンです!
気になる方はぜひチェックしてみてください
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